アルバム『星の大地』のこと
いやはや、ようやくできました。アルバム『星の大地』。
実は個人アルバムを出すという話を、2年前からしておりました。その当時からすでにいろんな方にご協力をお願いしたり、曲を書き始めたりしておりました。そのころからアルバムを出すことをにおわせてはいたのですが、結果的に制作時期が延びに伸びて、2015年3月8日にとうとう頒布となりました。
そもそも個人アルバムを作るなんていう情報をつい最近まで全く知らなかった方も多いと思うのですが、お待たせした方の中には相当首を長くさせてしまったかと思います。
ただ、結果としてはこの時期に出せて良かったと思っております。DTMとボカロで作詞作曲を始めたのが2011年だったので、それから4年間のうちに様々な出会いと別れ、実験と失敗を繰り返し、気がつけば30歳手前の時期に人生で初の正社員となり、まあいろんなことがありました。このアルバムは、多数の出来事を乗り越えて、とうとう見つけ出したひとつの答えのようなものです。正解なのかどうかよくわかりませんが、とにかく形にすることができて、今は充実感でいっぱいです。
製作期間がものすごく短期間だったにも関わらず、息を飲むような美しいイラストを描いてくださった、ボカロPでもあるイラストレーターの爾祢さん。
マスタリングをしながら、「相当好き放題やりましたねー」と苦笑いしつつ、さすがのプロ中のプロのお仕事をしてくださった、生演奏コンピシリーズでおなじみのエンジニアの大輪さんと、マスタリングスタジオのStudio Youさん。
いつもトランペットのレコーディングにお借りしております、阪急吹田駅前のエコー音楽室さんと、オーナーでありプロのジャズドラマーである中田さん。
その他、ここには書ききれないぐらいに多数の皆さまのおかげで、このアルバムを完成させることができました。この場を借りて御礼申し上げます。
そしてもちろん、聞いてくださった皆さまにも、心から感謝申し上げます。
さて、ここでライナーノーツのように1曲1曲どんな作品なのか述べて行きたいところですし、実際に書きたいこともあるのですが、まずは先入観のないまっさらな状態で楽しんでいただきたいと思うので、曲の解説については超会議が終わったあたりに1曲ずつ書いて参りたいと思います。とにかく今は、じっくりとお楽しみいただければ幸甚です。